2015年3月24日火曜日

成田山新勝寺釈迦堂



成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)は、千葉県成田市にある真言宗智山派の寺院であり、宗派大本山のひとつである。

本尊は不動明王で、関東地方では大人気の寺院である。

また、成田空港に近いことから、外人観光客の皆さんもたくさん訪れるということであるが、この日は外人さんではなく、はっきりとは申し上げられない黒づくめにサングラスといったわかりやすいファッションの不動明王より怖い顔のおじさんと奥様らしきご婦人が、さらに仁王様より怖い顔のおじさんやおにーさんに囲まれて手水舎でお清めになられてご参拝なされていたのである。

もちろん、そのご様子を撮影したいなんてことを願い出たら、あれもこれも危険が危ないので撮影はご遠慮申し上げたのである。

まあ、日々、トラブルイズビジネスの切った張ったをご商売とする皆さんであるから、安全祈願及び商売繁盛の御祈願は当然であるが、昨今の条例でこの手の皆さんのご祈祷を受け入れるのかどーなのかは方丈の腹一つなのかどーなのかは聞いてみたわけではないので定かではないのはもちろんである。

まあ、そんな浮世の無駄話はさておいて、新勝寺の本尊は不動明王であるが、もちろん仏教の寺院であるので、お釈迦さんの教えを広めることが本来のお役目であるから本堂の隣に釈迦堂があるわけである。

しかし、仏教開祖のお釈迦さんが本堂の脇の楚々とした釈迦堂に祀られ、大昔のホラ吹きのパ~がでっちあげた妄想架空の存在である不動明王さんがでかい大伽藍の本堂に祀られているのはいったどーゆーことなのかどーなのかこーなのかとゆーよーなご意見もないではないと思うが、そこはそれ、大人であるあたしが口を極めてののしる筋合いではないのであるのは無論の大きなお世話であるのはゆーまでもないことである。

まあ、不動明王がお釈迦さんの化身であるてな言いわけもあるとは思うが、それなら、化身よりも本身であるお釈迦さんを本堂に祀り、脇に不動明王堂てなものを置くべきであるなんてことを言っちゃあ身もふたもないので思っても口には出さずに書いてしまうわけである。

まあ、昨今の宗教学者のご研究ではお釈迦さんもクライストさんも政治的なでっちあげであるてなご意見もあるので、それをインフラとすればどちらを優先すればいいのかはなんとも言えないところである。

誤解しては困るがあたしは在来仏教某宗護寺会役員で、数年前には檀家総代も務めた敬虔なる仏教徒であるので、けっして日本の仏教のありようを批判云々しているわけではないのである。

しかし、あたしは真言宗でもなく浄土宗でもなく曹洞宗でもなく臨済宗でもなく天台宗でもなく華厳宗でもなく時宗でもなく日蓮宗でもなく、言ってみれば釈迦宗であるので、お釈迦さんをご本尊として、その教えをこれでもかと実践する修行者であるわけであるが、そのあたりがたーい教えは、神の電波によりおつむのお花畑にビビビと交信するので、さすがに心配なので一度入院した方がいいかもしれないのである。

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