2012年9月7日金曜日

願成就院



願成就院(がんじょうじゅいん)は、静岡県伊豆の国市にある、高野山真言宗の寺院で山号は天守君山であるのである。

本尊は阿弥陀如来であるのである。

境内は国の史跡に指定されており、仏師運慶の数少ない真作の一つである阿弥陀如来坐像(大御堂本尊・重要文化財)木造不動明王二童子立像(大御堂・重要文化財) 木造毘沙門天立像(大御堂・重要文化財)木造地蔵菩薩坐像(重要美術品)などの仏像を安置するのである。

創建については「吾妻鏡」によると、文治5年(1189年)に北条政子の父親で鎌倉幕府初代執権であった北条時政が、娘婿の源頼朝の奥州平泉討伐の戦勝祈願のため建立したということであるのである。

ただし、寺に残る運慶作の諸仏はその3年前の文治2年(1186年)から造り始められており、奥州征伐の戦勝祈願のためというよりは、北条氏の氏寺として創建されたものと考えられているのであるのである。

全盛期には巨大な池とその中の小島を橋でつなぎ、多くの堂宇や塔がそびえ立つ、藤原時代様式の壮大な伽藍を誇る伊豆屈指の大寺院として栄華を誇ったのであるのである。

しかし延徳3年(1491年)に北条早雲による動乱で願成就院はほぼ全焼し、僅かに再建された堂宇も後年の豊臣秀吉の小田原征伐の際に再び全焼つーよーな波瀾万丈の経緯を経て、現在は小さな境内であるが、その裏山一帯は往時の願成就院の敷地であったぐらいの大寺院であったのである。

つーことで象気功的にはどーでもいいウンチク豆知識を滞りなく書き終えて、とにもかくにも創建以来数々の苦難艱難災難を乗り越えて800有余年の時を経て、大霊能者象師匠の眼前に現代建築による大御堂が厳然としてお目見えしたわけである。

本堂はこの大御堂の左横の茅葺きの建物であるが、大御堂に本尊の阿弥陀如来立像を始めとした願成就院所蔵の仏像が安置されており、お守り販売所なんかもあるので、まあ、事実上の参拝場所はこちらということであるのである。

大御堂の前ではちょうどご住職が仏具屋さんらしき営業の人となにやら打ち合わせをしているので、映らないように映したのでアングルが変であるのであるが、それと霊気とは関係ないのである。

歴史の重みはその気の重さとなってあたしの波動にのしかかり、現在の境内の規模とは離反した壮大な迫力を持ってあたしの60兆の細胞に波動を共鳴させるのである。

この世はなるべしてなり願成就院はこのようになったわけである。

しかし、その800有余年に渡る想念の集積は時を超えて宇宙に組み込まれ、宇宙の果て深淵の彼方より膨大な波動となり素粒子の振動を伝えるのである。

宇宙とあなたの組成は同じであるからである。

あなたの中に宇宙を思う時、波動はいやでもあなたに共鳴するのである。

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2012年9月3日月曜日

成福寺(伊豆の国市)



静岡県伊豆の国市にある浄土真宗東本願寺派の寺院である晴雲山成福寺であるのである。

鎌倉北条氏歴代の菩提寺であるのである。

成福寺縁起によると、鎌倉幕府8代執権・北条時宗の第三子・正宗入道(幼名・満一丸)が正応2年(1289年)5月に時宗の菩提を弔うために建立した寺院であるのである。

神奈川県鎌倉市小袋谷にも浄土真宗本願寺派の寺院である亀甲山成福寺があるのであるが、こちらは北条泰時の子・泰次が開基であるのである。

北条時政が頼朝と政子のために建てた新居もこの辺りにあったそうであるが、詳細な場所は定かではないのである。

御本尊は阿弥陀如来であるのである。

成福寺には北条氏歴代の墓があるので有名であるのである。

鎌倉古道の細い道を抜けていくと成福寺の門前に出るのである。

このあたりには他にも北条氏ゆかりの寺や史蹟があるのであるが、周囲がおもいっきりの一般の住宅街であるので、門前町なんかはないのである。

成福寺境内には230種類250鉢の珍しい蓮を植えた鉢があるのであり、蓮の寺としても有名であるのである。

蓮にはそれそれ名前の札が付けられているのであるが、あたしは蓮になんの興味もないので何がなんだかわからないのである。

それで、本堂で参拝をしようと思ったらば、ほがらかなご住職がが出てきて麦茶のパックをくれたのでびっくりしたのである。

実に親切なお寺さんであるのである。

撮影冒頭から空は青く澄み渡り白い雲が浮かび、正に晴雲山の名の通り境内には実に大らかで明るい気が充満し、ああ、これはこのご住職の気であったかと納得したのである。



つーことで、明るいご住職のご案内で本堂内に入り御本尊の阿弥陀如来立像に参拝したのである。

やたらとオープンであるのである。

オープンついでに本堂内には猫が昼寝をしていたのであるが、そのようすは、後日、犬猫ブログにUPするのである。



それでまあ、なにしろ北条氏菩提寺ということであるので、北条氏の霊気を受けてあたしのポンコツな波動をもう少し重厚で格調の高い波動にしてみたいつーことで寺墓地に参拝であるのである。

まあ、この時はお盆の時期だけにいわゆる墓参りかね。

いや、墓参りはお彼岸か。

ううう、仏事に不案内な寺の世話人が何処にいるんだっ。

とにかく最初に立て札があってわかりやすい正宗、正宗母堂、時宗のお墓に参拝したのであるが、時宗の廟所は、鎌倉円覚寺(仏日庵)にもあり、正宗が分骨したということであるのである。

その後お参りした無量寿という墓銘の墓は北条一族歴代の墓であるのである。

まあ、お寺巡りつーのは墓巡りつーことでもあるのである。

墓地巡礼ツアーであるのである。

ああ、ありがたいありがたい。

なむあみだぶなむあみだぶ。

なんでも拝んじゃうわけである。

象気功の眼目のひとつは、「こだわらない」であるのである。

お釈迦さんのご意見でもあるのである。

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