2015年1月4日日曜日

大巧寺(おんめさま)



大巧寺(だいぎょうじ)は、神奈川県鎌倉市小町にある日蓮宗系の単立寺院である。

特定の檀家を持たず、安産祈願を行う寺として知られているのである。

また、現在は単立寺院であるため本山を持たないわけであるが、旧本山は、鎌倉市大町にある比企谷妙本寺である。

大巧寺はもともと大行寺(だいぎょうじ)と称する真言宗の寺院で、当初は鎌倉市十二所の梶原景時の屋敷内にあったのである。

創建年や開山などは不明であるが、源頼朝の祈願所とされた事から、鎌倉時代初期頃までには創建されていたと推測されるつーことであるのである。

この寺で頼朝が軍議を行った結果、大勝利を収めたため、頼朝の命により「大巧寺」という名称に改名したのであるが、呼び名はそのまま「だいぎょうじ」となったわけである。。

まあ、詳しい経緯は不明であるが、文永11年(1274年)、大乗坊日澄により日蓮宗に改宗し、これに基づき現在では開山を日澄としているのである。

この大乗坊日澄は、鎌倉時代中期から後期にかけての日興門流の僧である寂仙房日澄(1261年-1310年)とは別人である。

その後、元応2年(1320年)2月に現在の鎌倉市小町へ移転したのであるつーことである。

天文元年(1532年)、五世住職の日棟が難産で死んだ女の霊を成仏させるという伝承が生まれ、この伝承が広まって以降、安産祈願に霊験のある寺として知られるようになったつーことである。

現在では大巧寺は別名「おんめさま」と呼ばれ、安産祈願の寺として知られているのである。

「おんめさま」とは「お産女様」(おうめさま)が訛った言葉で、境内に祀られている「産女霊神(うぶめれいしん)」を指すのである。

まあ、てなことであるが、大巧寺は鎌倉駅を出てすぐの好立地にあるため大人気の寺院であるつーことである。

しかし、このロケを行った日は、正月元旦であったので、ものすごい数の初詣の大群衆の皆さんは鎌倉駅を降りると一目散に段葛から鶴岡八幡宮にご参拝なされるので、大巧寺境内には人っ子一人だーれもいないのである。

大群衆の皆さんは鶴岡八幡宮参拝が終わると小町通りを通って鎌倉駅にご参集なされてご帰宅なされるので、やっぱり大巧寺にはだーれも来ないわけである。

これでは檀家を持たない大巧寺の経済状態はいかがなものかとご心配申し上げるわけであるが、もちろん大きなお世話であるのである。

まあ、つまり、初詣よりも安産祈願で日々ご参拝ご祈願のあれこれがあれこれするので、境内の様子を見てみるとそれなりにあれこれしているわけであるとご推察申し上げるわけであるが、ご住職に「ほんとのところはどーなんでしょーか」とお聞きしたわけではないので、全く定かで無いのは論を俟たないところであるのである。

これから、ご家族ご親族にご出産のご予定のある信者の皆様方には、大巧寺にご参拝なされておうめさまのご利益を心ゆくまでご堪能なされることを心より祈念いたしまして新年のご挨拶といたしたいのである。

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