2015年11月10日火曜日

日光山輪王寺大猷院



日光山輪王寺大猷院は徳川三代将軍家光公の廟所(墓所)である。

日光山輪王寺は天台宗門跡寺院である。

本尊は阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音で、創建は天平神護2年(766年)である。

大猷院の境内には世界遺産に登録された22件の国宝、重要文化財、さらには315基の灯籠などの見どころ満載である。

また、「家康公(東照宮)」を凌いではならないという家光公の遺言により、建物の装飾は金と黒を使用し、東照宮に比較して、あたしにもわかるぐらい重厚で落ち着いた造りになっているのである。


それで、いざ上の写真の仁王門から石段を登り始めて、修復中で天幕のかかった残念な二天門、夜叉門と、次々とくぐると、これがなかなか舐めては行けない段数であるのである。

さすがの霊能界の体力王を自負する象師匠も、霊のタタリよりも前日にご宿泊なされた鬼怒川温泉の某ホテルの夕食バイキング飲み放題の酒のタタリで、途中から息が切れて、さらには、スマホのストラップの音がカチカチ入って、わけのわからないロケとなったまま堂内に突入したのである。

絢爛豪華な堂内はもちろん撮影禁止であるので、動画は主に石段登りのロケとなったのであるが、まあ、二日酔いで霊氣神氣のご利益があるのかどーかはなんともかんとも言いようもないのである。

まあ、それもこれも仏のお授けであるので、ありがたくおすがりしてなむなむしていただければ、あなたのアストラル体は瞬時にこの大猷院霊場にいざなわれ、清冽な波動を受けていやがうえにも高まることは必定である。



さて、その日光山輪王寺参拝のもうひとつのハイライトは、日光山随一で、東日本では最も大きな木造の建造物である総本堂の三仏堂である。

しかし、あいにく50年ぶりてな「本堂平成大修理」の最中で、やむなく伽藍を覆う素屋根の外側の天幕に書かれたお姿をなむなむすることになったのである。

しかし、拝観料を払って、撮影禁止の素屋根の内部に入れば、本尊を始めとして、宝物の数々をじっくり間近で拝むことができ、さらには「天空回廊」と名付けられた展望見学通路の階段を登れば、大修理の様子をご見学できるということである。

もちろん、「周囲の状況に合わせてテキトーに生きる」という釈迦の教えを実践する敬虔な仏教のあたしは、チケット売り場で大枚400円を軽やかにお支払いして、本尊である日光三社権現本地仏(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)の高さ7.5メートルの三体の大仏さまの皆さんをくまなくなむなむして、大工さんたちの活躍の様子もご見学あそばされたのである。


上の写真の右側が日光山輪王寺本堂三仏堂で、奥が日光東照宮である。

まさに霊氣神氣の交差点であるのである。

彦麻呂かよ

ありがたいありがたい。

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