2013年2月14日木曜日

Erawan Srine・Bangkok Thailand エラワン・プーム(祠)



エラワン・プームはバンコクのグランドハイアット・エラワン・ホテル前にあるヒンドゥー教のブラフマー(梵天)を祀る祠(ほこら)であるのである。

祠とは神を祀る小規模な殿舎(でんしゃ)のことである。

三神一体論(トリムールティ)では、ブラフマーは三最高神の一人で、天地宇宙の創造と次の破壊の後の再創造を担当している神であるのである。

まあ、エラワンのタイ的な発音ではエーラーワンてなことをおっしゃる向きもあるのであるが、タイ国政府観光庁でもエラワンと表記なされてるのでエラワンつーことだね。

「エーラーワン」と名前にはあるがエーラーワンの語源であるアイラーヴァタは祀られていないのであるのである。

アイラーヴァタは、 ヒンドゥー教に伝わる聖獣で、インドラの乗り物とされ、自由に空を飛び、インドラと共に天を行き、雲を生み雨を降らせるという、翼をもち、牙が左右2本ずつで、合計4本もつ白い巨象であるのである。

中国人・華人・華僑の皆さんによって四面仏と呼ばれるが、仏ではなく神であるのである。

また、日本ではエラワン・プームとも呼ばれているが、翻訳すると「土地のアイラーヴァタ」という意味不明な単語であり、またタイ語でもこのように呼ばれないそうである。

まあ、日本的に考えれば土地神つまり産土神(うぶすながみ、うぶしなのかみ、うぶのかみ)あるいは地主神(じぬしのかみ、ぢぬしのかみ)てなことで、その土地の守護を司る神てな意味合いであると思うのであるが、この祠を作った人に聞いたわけではないので定かではないのである。

しかし、これもタイ国政府観光庁のホームページではそのまま「エラワン・プーム」と表記なされているので、日本語ではエラワン・プームでよろしいわけであるが、ややこしいのでお好きに呼んでいただきたいわけである。

どうホームページのタイ語表記のศาลท่านท้าวมหาพรหม โรงแรมเอราวัณを日本語に訳すと「裁判所梵天エラワン」となるのであるが、これをタイ人である知人にお伺いすると、「裁判所のバラモン(Brahman)」と言っていたのであるが、ブラフマン(Brahman)とバラモン(Brahman)は同表記であり、ブラフマンは宇宙の起源を司る神であるので、宇宙の想像の神であるブラフマーの起源であるのでかどうなのか、もうこうなると何が何だかわからないので、まあ、お好きな方はとことんマニアックにお調べいただいてお楽しみいただきたい。

それはともかく、たしかに、タイにお住まいの日本人である知人も、通常はエラワンあるいはエラワンの祠あるいはErawan Shrineてなことを言っていて、エラワン・プームとは言わないのである。

だから、まあ、エラワン・プームは確かに日本語であるわけである。

この、エラワンの祠の創建ついては、1953年にエラワンホテルの建設工事が始まったのであるが、当時事故が多発して工事がなかなか進みまなかったことから、占星術師にヒンドゥー教神のブラフマー(宇宙の創造を司る)を祀る祠を設けるよう勧められ、この祠が建立され、以降は工事が順調に進んだてなことである。

しかし、実際は、エラワンの祠が建立された時にはすでにほとんどの建設が終わっており、建立の理由もすでに設置された礎石が占星学的によくなかったためといわれてな話もあるのである。

まあ、それで、このエラワンの祠は「願い事がかなう神様」として、人々に口コミで知れ渡り、病気平癒や家内安全から金運、人気運などの願いをなんでもかんでもかなえるべく、今も絶えまなく多くの人たちがお参りに来るようになりったのであるそうである。

この後、多くの場所でブラフマー神が土地神として悪霊を鎮めるという信仰が広まり、あちこちに多くのブラフマーの祠が建設されたつーことである。

サイアム・ラチャダムリ周辺でも商業ビルの前などにあちこちそちこちにやたらとあるのである。

あたしがおじゃました、知人がお住まいのバンコク郊外のパンカビ(Bangkapi )地区のマンションの前の住宅街にも同じような祠があったりして、まあ、言ってみれば東京都内に江戸時代に流行してあちこちに建立された稲荷さんみたいなもんであるわけである。

また、このエラワンの祠のブラフマー像自体も多くの信仰を集め、特にビジネスマン、中国人などによる巡礼が盛んになったつーことであるが、たしかにこの日もタイの皆さんに混じって、中国の皆さんが観光客も含めて大勢で参拝なされておられたのである。

それで、巡礼者による寄付金があまりにも大量に集まることから、1969年、ホテル経営者側は寄付金を管理する基金を設置し、寄進された寄付金は、病院の医療設備の購入などの慈善活動に使うこととし、またこの基金は祠の管理も行っているつーことであるのである。

また、ここで願い事が叶った人が、神様に踊りや音楽を奉納する習慣があるつーので、敷地内に舞踊団が待機をしておられて、タイ音楽と艶やかなおねーさん達によるタイ舞踊をご披露していただけるのである。

まあ、動画を見ていただければお分かりの通り、タイ人中国人欧米人といーろいろご参拝に来られて、毎日、朝から夜まで大賑わいであるのである。

まあ、こーなるともちろんこのエラワン・プームのブラフマー神を醸成する人々の想念により光り輝くほどに集積する神気霊気の波動はいやがうえにも高まり、さらにそこに妙なるタイ音楽の演奏とタイ舞踊のおねーさんがたのあら嬉しのお姿も艶やかに、参拝客に運気は当然、雲の彼方あの空の向こうまで立ち上って、遠くからでもこの区画から絢爛豪華に振動波動をの鈴生り枝ぶりを垣間見ることができるほどであるのである。

まあ、あたしゃ、例によって、神様にお願いなんかするとろくなことはないというコンセプトの教義ご神託を広める神選神の光後光の擦り切れ象源教教祖としての御役目柄、ありがたいありがたいとのお題目祝詞を奏上して、わはははと破顔大笑爆笑のうちに参拝礼拝五体投地を7回拝してつつがなく終えた次第であるのである。

まあ、タイに行く機会のない人も、この動画から天地宇宙創造神であるブラフマーの神気霊気の波動を受けて、その共鳴により自らの波動の周波数を下げて運気上昇の機縁呼び水原動力としていただきたい。

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