高幡不動尊金剛寺の3万坪余りの広大な敷地内の裏山に八十八ヶ所巡りてな山歩きハイキングコース状態のお楽しみが造られているのである。
コースのつれづれには、明治四十二年開設の山内八十八ヶ所の信徒により奉納された、信徒のお名前入りの弘法大師像がまつられているのである。
平均的な体力の持ち主で通常約1時間程度の山歩きであるが、今回の企画でなにしろお写真を撮りながらの修験道であるので、2時間はかかっているかもしれないのである。
敬虔なる象気功信者のために、艱難辛苦を耐え忍んで、行かずともありがたい八十八か所巡礼と同程度のご利益にあずかれるようにこの動画を奉納したわけであるが、ご利益があるかないかはあなたの日頃の心がけ次第であるのは言うまでもないことである。
そりゃそうだ。
なにしろこれが、八十八ヶ所であるので、史上最強を標榜する霊能者としての欠くべからざる修行とはいえ、ひとつひとつ写真を撮るのは、ある意味とんでもなくめんどくせーのであるなんて言うと仏罰が当たるので、心に思っても言わないのである。
思ってるのかよ。
このコースはかつて愛宕神社のあったといわれる愛宕山に造られていて、頂上付近からは天気がよろしければ富士山も拝めるという、絶景の展望をあれこれできるのである。
ぐるぐる巡って、最後はもちろん第八十八番である。
まあ、これだけ山道を歩き回れば、心肺機能活性化さらには脂肪燃焼ダイエット効果もあるしで良いことづくめであるので、弘法大師に少しでも近づきたいマニアの方は、一日一回山内八十八ヶ所巡りをして、霊格の上昇を目指すことをお勧めするが、あたしゃ二度とやりません。
こらこら。
第八十八番には弘法大師象のお隣に大師堂があるので、その前で般若心経を唱え、光明真言と南無大師遍照金剛を三度繰り返し、山内八十八ヶ所巡拝の結願を心行くまで堪能できるのである。
ああ、しんど。
もう一度こらこら。
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