2016年2月20日土曜日

谷保天満宮



谷保天満宮(やぼてんまんぐう)は東京都国立市にある神社である。

御祭神は天満宮だけにもちろん学問の神様の菅原道真公と、その息子さんの菅原道武公である。

おつむのちょーしがいまひとつ芳しくないと実感されている人は、ここにお参りして、よーくお礼を申し上げれば、やらないよりはマシというご利益をいただけること必定である。

カミゴトは何ごとにつけ「お願い」するのは禁忌である。

神様はお願いされるとむかっ腹を立てて神罰を持ってお応えになるのである。

誰でも見ず知らずのやつに、金が儲かりますようにだとか、いい男がみつかりますようだとか、いい女ができますようにだとか、いい大学に受かりますようにだとか、勝手なことをお願いされたら怒るのは当たり前である。

ところが、誰でもお礼を言われるのは好きである。

神様だって同じである。

ひたすら、ありがたいありがたい、と日頃のお礼を申し上げるのが、よりよりご利益をいただける作法である。

これをどなたもご存じないから、どこぞの国ではみんなでよってたかって神様に勝手なお願いをして、神様の怒りを買って、数百人が圧死なされたりしてるわけである。

カミゴトを正しく知ってると知らないではエライ差であるが、象気功に出会えたものは幸いである。

まあ、とにもかくにも谷保天満宮は東日本最古の天満宮であり、関東三大天神(他に亀戸天神社・湯島天満宮)のひとつである。

南武鉄道(現:JR南武線)が谷保駅の駅名を「やほ」としたため、本来の地名の「谷保(やぼ)」までも「やほ」と呼ぶようになってしまったが、谷保天満宮の谷保は「やぼ」と読むのが正しいのであるつーことである。


2月中旬のこの日はあいにくの雨模様で真冬のような寒さであるが、さすがは学問の神様だけに受験生の皆さんが次から次へと来られて、真剣に祈願なされているのである。

科学万能の時代と言われて久しい昨今でも、何ごとも最後は神頼みであるということがよーくわかるわけである。

まあ、この谷保天満宮はうちのすぐ近所にあるのであるが、これが名所旧跡も近すぎると有り難みがなくて行かないもんで、神に選ばれし最強の霊能者と言い張るあたしも初めてのご参拝である。

実に申しわけないことであるので、精魂込めて祝詞を奏上したのはゆーまでもないことである。

祓え給い 清め給え 神ながら 守り給い 幸え給え。

祓え給い 清め給え 神ながら 守り給い 幸え給え

祓え給い 清め給え 神ながら 守り給い 幸え給え

はらいたまい きよめたまえ かむながら まもりたまい さきわえたまえ

である。

いつもより多めに拝んでおります。

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