静岡県伊豆の国市にある浄土真宗東本願寺派の寺院である晴雲山成福寺であるのである。
鎌倉北条氏歴代の菩提寺であるのである。
成福寺縁起によると、鎌倉幕府8代執権・北条時宗の第三子・正宗入道(幼名・満一丸)が正応2年(1289年)5月に時宗の菩提を弔うために建立した寺院であるのである。
神奈川県鎌倉市小袋谷にも浄土真宗本願寺派の寺院である亀甲山成福寺があるのであるが、こちらは北条泰時の子・泰次が開基であるのである。
北条時政が頼朝と政子のために建てた新居もこの辺りにあったそうであるが、詳細な場所は定かではないのである。
御本尊は阿弥陀如来であるのである。
成福寺には北条氏歴代の墓があるので有名であるのである。
鎌倉古道の細い道を抜けていくと成福寺の門前に出るのである。
このあたりには他にも北条氏ゆかりの寺や史蹟があるのであるが、周囲がおもいっきりの一般の住宅街であるので、門前町なんかはないのである。
成福寺境内には230種類250鉢の珍しい蓮を植えた鉢があるのであり、蓮の寺としても有名であるのである。
蓮にはそれそれ名前の札が付けられているのであるが、あたしは蓮になんの興味もないので何がなんだかわからないのである。
それで、本堂で参拝をしようと思ったらば、ほがらかなご住職がが出てきて麦茶のパックをくれたのでびっくりしたのである。
実に親切なお寺さんであるのである。
撮影冒頭から空は青く澄み渡り白い雲が浮かび、正に晴雲山の名の通り境内には実に大らかで明るい気が充満し、ああ、これはこのご住職の気であったかと納得したのである。
つーことで、明るいご住職のご案内で本堂内に入り御本尊の阿弥陀如来立像に参拝したのである。
やたらとオープンであるのである。
オープンついでに本堂内には猫が昼寝をしていたのであるが、そのようすは、後日、犬猫ブログにUPするのである。
それでまあ、なにしろ北条氏菩提寺ということであるので、北条氏の霊気を受けてあたしのポンコツな波動をもう少し重厚で格調の高い波動にしてみたいつーことで寺墓地に参拝であるのである。
まあ、この時はお盆の時期だけにいわゆる墓参りかね。
いや、墓参りはお彼岸か。
ううう、仏事に不案内な寺の世話人が何処にいるんだっ。
とにかく最初に立て札があってわかりやすい正宗、正宗母堂、時宗のお墓に参拝したのであるが、時宗の廟所は、鎌倉円覚寺(仏日庵)にもあり、正宗が分骨したということであるのである。
その後お参りした無量寿という墓銘の墓は北条一族歴代の墓であるのである。
まあ、お寺巡りつーのは墓巡りつーことでもあるのである。
墓地巡礼ツアーであるのである。
ああ、ありがたいありがたい。
なむあみだぶなむあみだぶ。
なんでも拝んじゃうわけである。
象気功の眼目のひとつは、「こだわらない」であるのである。
お釈迦さんのご意見でもあるのである。
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