浄智寺は北鎌倉駅から徒歩で5~6分ほどにある臨済宗円覚寺派の寺院である。
創建は1283年(弘安6年)で、開基は北条師時である。
鎌倉五山第4位で山号は金宝山(きんぽうざん)である。
ちなみに鎌倉五山は、第一位・建長寺、第二位・円覚寺、第三位・寿福寺、第四位・浄智寺、第五位・浄明寺である。
ううむ、オチが浮かばないので、さっさと次にいくのである。
浄智寺の入口である。
正面奥が高麗門てな形式の惣門であるが、この雰囲気だけでも境内の大きさが想像に難くないのである。
当時の鎌倉幕府の権威がひしひしと伝わるあれこれの寺社の広大さであるなあ、てな感動も心の奥底にしまい込んで、いざ惣門をくぐるわけである。
何を言ってるんでしょうか。
さて、惣門から入口を見るとこんなである。
寺社マニアとしてはあちこちから矯めつ眇めつして、その雰囲気やおもむきを楽しむわけである。
ううむ、どうも今一つおもしろくなるポイントがわからん。
惣門の次に、上の写真の正面奥に見える鐘楼門てな名前の山門があるのであるが、動画はこの鐘楼門からのロケである。
鐘楼門をくぐるといよいよ仏殿である。
仏殿はいわゆる本堂であるが、その前では団体さんがガイドのおじさんからあれこれ案内解説を受けているのである。
ついでにあたしも混じってあれこれを聞いてみたが、仏縁にも関わらず、残念ながらまったく内容が入ってこないので、ここでは割愛である。
これは仏様が聞かなくてもよろしいとおっしゃってるのであろうと勝手に解釈して、自らの自堕落をあっちに置いとくわけである。
仏殿の曇華殿(どんげでん)である。
とにもかくにも、この仏殿にお参りして、明日の健康と発展を願うわけであるが、いつものごとく神仏にお願いごとなんて不始末を犯すととんでもない神罰仏罰が下るので、ここは心を鬼にして「ありがたいありがたい」と唱えるばかりである。
だれだって、頼まれごとは嫌であるし、神仏とはいえ、「金持ちになれますように」なんて願った日には、「金貸してくれ」と同義であるということを知らなければならないのである。
逆にお礼を言われれば、誰だって悪い気はしないわけであるから、別になにもしてもらった覚えがなくても、「ありがたいありがたい」と言っとけば、もしかしたら気を良くしてなんかくれるかもしれないのである。
おいおい。
さて仏殿内におられる御本尊は阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来の三世仏であるが、もちろん、いずれも仏陀の化身である。
仏様におかれましても、能力を分担して、いわゆる分業でご利益を下さるわけである。
お一人で全部まかなうのは、いかに全能の仏様といえどもそこは手抜きが出てしまうとも限らんので、役割別に縦割り行政となっているわけである。
しまいに怒られるから、やめなさい。
本堂からは廊下と通って書院つくりの客殿に行けるのであるが、もちろん、許可なく内部を歩き回ると通報されるので、お外からの鑑賞である。
客殿は茅葺屋根のおもむきもよろしいもので、境内の建物をこころ行くまで鑑賞するのもマニアの楽しみのひとつである。
散策路の途中にあるポンプ井戸である。
井戸マニアのあたしらの専門用語ではガシャポン井戸ともいうのであるが、もちろん水をくみ上げる時にガシャポンガシャポンというからであるのは言うまでもないことである。
誰が井戸マニアだ。
上智寺境内にある布袋尊である。
周囲を回っておつむやおなかをなでなでする人が多いのである。
おつむやおなかがこの形状であるのでなでなでしたいのが人情であるが、あたしはなでなでしないのである。
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